HEアクチュエータのアップグレード

IMI CCI、中米において初のHEアクチュエータのアップグレードを受注

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お客様:窒素生成プラント​

地域:南北アメリカ


課題

中米にある低温プロセスユニット4基を備えたこのプラントは、世界最大級の窒素生成工場です。このプラントで生成される窒素は、貯留層の圧力を安定させて石油生産量を回復するために地元の油田に注入されます。この油田では1日に100万バレルを超える石油が生産され、地元の経済に欠かせない存在となっています。 

プラント内には4台のエアコンプレッサがあり、それぞれが52MWの電力を消費して1日に3億MMscfdの窒素を生成しています。20年近い稼働を経て、プラントにアップグレードが必要になりました。ここでは重要な用途にIMI CCIがバルブとアクチュエータを設置しており、お客様も満足していました。それまで20年もの間、バルブは問題なく稼働していたものの、これからの20年に向けて同じレベルの性能を発揮することが求められていました。
 

解決方法

設置されたバルブは、極めて高圧のアンチサージ制御および低圧バイパスに使用されていました。そのため、信頼性と効率、精度はバルブの性能にとって非常に重要でした。 20年以上前に設置された元のアクチュエータは、当初意図された設計寿命を過ぎ、もう旧型の設計となっていたのです。

IMI CCIのチームは、リリースされたばかりのFasTrakポジショナーを備えた高耐久性(HF)アクチュエータへの全面的なシステムのアップグレードを推奨しました。HEアクチュエータの画期的な設計には、ピストン油注入ポート、継続的なシール潤滑のための潤滑油タンク、取外し可能で修理が簡単なアクチュエータシャフトのシールグランド、アクチュエータのシールを破片などから守るダブルピストンおよびステムガイドなどがあります。こうしたアクチュエータの機能により、長いサービス寿命、シーリングの改善、正確なガイドといった効果が見込まれます。革新的なアクチュエータの機能およびメリットはお客様の期待を上回り、プラントはアンチサージ弁および低圧バイパス弁に設置済みの6台のアクチュエータを新しいHE設計のアクチュエータに置き換えるよう発注しました。 

HEアクチュエータのアップグレード