給水制御弁の交換

IMI CCI、サウジアラビアで競合他社に代わりボイラ給水制御弁の交換を受注

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お客様:石油化学コンビナート
地域:中東


課題

1台の熱分解装置を備えたサウジアラビアのある石油化学コンビナートは、年間100万トンのエチレンを生産していますが、競合他社ボイラ給水制御弁による本体および内弁の浸食が頻繁に発生していました。競合他社は何度も試行錯誤したものの、問題の解決には至りませんでした。競合他社の既存のANSI 1500クラス3インチメイン給水制御弁が保守のために持ち込まれたとき、現場に居合わせたIMI CCIのアップグレードチームは、バルブ出口に浸食による微細な破損があるのを目撃したのです。お客様との話し合いで、内弁と本体のメンテナンスが繰り返し行われたために、定期的に本体をはんだで修理しなければならなかったことをチームは知りました。

解決方法

さらに詳しい情報を収集し、分析を実行した結果、既存のバルブが実際の稼働条件に適していないことが分かりました。ドリル穴付きケージのある既存の内弁の設計では、圧力損失140バールgで内弁出口の速度が140m/s(459 ft/s)となります。一方、ISAが推奨する内弁出口の速度ガイドラインは23 m/s(75 ft/s)です。内弁の出口速度が高いことに加え、キャビテーションがケージと本体の浸食の主な理由だったのです。 

浸食の問題を排除するため、IMI CCIのチームは実績のあるDRAG® 技術による内弁設計を推奨しました。この内弁の設計は、12の減圧ステージを経てキャビテーションを排除すると同時に、IMI CCI設計のバルブ内にある内弁の出口速度を23m/s(75 ft/s)未満に制限します。さらに、バルブ本体内部に取り外し可能なシートバスケットを設置し、想定外のフラッシングが起きた場合に本体の浸食を防ぎます。チームは全世界で数千件もの設置の成功事例を引き合いにしつつ、ソリューションをお客様に詳しく説明しました。お客様は、このプラントに設置された競合他社のボイラ給水調節弁8基すべてを置き換えるよう発注しました。 ​

給水制御弁の交換