CCPPにおける浸食の問題を解決

蒸気加熱防止装置DAM-Bが深刻な浸食の問題を解決

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お客様:複合サイクル発電所​
地域:南北アメリカ


課題

複合サイクル発電所のお客様は、サイクルが上がったことによる再加熱段間過熱低減装置のループの曲がり管における深刻な浸食に悩まされていました。この問題によって、発電所は大規模な修理を余儀なくされ、数百万ドルものコストがかかっていたのです。過熱低減装置は、再加熱(RH)ラインの第一過熱器と第二過熱器の間の排熱回収ボイラ(HRSG)に設置されます。そのため、始動時から負荷最大時の蒸気タービンまで、幅広い工程で正確に温度を制御する必要があります。

解決方法

IMI CCIのチームはお客様と密接に連携し、始動、停止、通常運転、ユニット間の移行をはじめとする4基すべてのユニットからの分散制御システム(DCS)のデータをもとに、実際の運転使用例を定義しました。こうした実際のプロセス条件を利用して、Valve Doctors®チームは運動エネルギー、過熱温度、配管の速度に基づいて冷却水噴出の噴霧化を評価することができました。その結果、設置されていたプローブ式の過熱防止装置に対して、下流のコーナーまでの距離が足りないことが要因であるという結論に達しました。
お客様の本社からの依頼に応えて、IMI CCIチームとお客様の指名されたコンサルタントは一丸となり、根本原因の分析および推奨される解決策をまとめた詳細なレポートを提出しました。解決策の内容はプローブ式の過熱防止装置をリング式のものに交換することや、下流の距離を長くして水滴が十分に噴霧化されるようにするというものでした。リング式過熱防止装置、DAM-Bの以下の特徴によって、より優れた蒸気の温度制御が可能になりました。 
  • 蒸気の速度を高めて二次的な噴霧化を充実させるため、DAM本体の内部に流量プロファイリングライナーを溶接。
  • ノズルは、蒸気パイプの周囲を走る共通のスプレー水用パイプから給水を受けるため、ノズル全体に均等に水が行き渡ります。
  • ノズル設計がノズル内のフラッシングを防止。どんなフロー条件でも一定の噴霧化圧力を維持し、メインの噴霧化を優れた状態に保ちます。
スプレー水バルブ100DSVは、DRAG®ディスクスタック技術を用いて、内部の制御エレメントが一体型水バルブプローブ設計の熱応力の影響を受けないよう過熱低減器とは別に供給されていました。発電所の停止および設置要件を満たすため、最終的なソリューションが8週間で用意されました。1か月後、このお客様は停止を延長し、あと2基のユニットをIMI CCIのソリューションにアップグレードするよう依頼がありました。​

販売に関するお問い合わせ

南北アメリカ

imiccisales.americas@imi-critical.com​​​

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