水の注入による浸食の問題を解決

海底プラットフォームの水注入における浸食の問題を解決
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お客様:海底油田プラットフォーム
地域:ヨーロッパ

課題

デンマーク北海の海底油田プラットフォームでは、水注入ポンプの再循環弁の内弁と本体に深刻な浸食が発生していました。これらの弁は2006年から稼働しており、頻繁なメンテナンスとスペアパーツが必要でした。お客様が弁を通した減圧のレベルを上げたところ、浸食が問題になってきました。弁が海底プラットフォームに設置されているため、お客様は長期的な解決策を求めてIMI CCIに連絡してきたのです。問題をさらに困難にしていたのが、当初の弁の配列を維持しなければならない点でした。さらに、生成された水に砂が含まれていて、プラグやシート表面に深刻な浸食が起こり、弁に漏れが発生していたのです。

解決方法

これらの厳しいサービス用途に幅広い経験と知識を持つIMI CCIのチームは、新しいプロセス条件と弁のサイズを確認しました。バルブドクターは、当初の内弁の設計で内弁出口の速度が40 m/s未満となっており、内弁の部品にキャビテーションの破損が発生し、砂を含んだ高速の噴流がバルブ本体にぶつかっていることを発見しました。IMI CCIが推奨するアップグレードソリューションには、内弁出口の速度を23 m/s未満に落とす最大20段階の新しいDRAG®設計の内弁のほか、材質をタングステンカーバイドにアップグレードした内弁、制御性を最大限に高める特徴的な設計のディスクスタックが含まれていました。内弁の材質をタングステンカーバイドにアップグレードしたのは、砂と微粒子による浸食から保護するためで、圧力境界の接液部品には浸食対策としてインコネル合金625の被覆が施されました。さらに、バルブのストロークを高め、改良された12~20段のカスタム仕様のディスクスタックで新しいプロセス条件の制御性を最大限に高めました。これらすべてを元の本体の制約を満たした上で実現したのです。高度なスキルを備えたバルブドクターとエンジニアの手による100D DRAG®バルブが、最も厳しい制御弁の条件を満たすことがあらためて証明されました。

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